記録舎 貮號分室 (道民の人)

ファンティアに登録して道民の人さんを応援しよう!

現在841人のファンが応援しています。

道民の人さんのファンクラブ「道民の人」では、「2月22日は爆弾三勇士の日 ――国民的英雄の今」などの特別なコンテンツをお楽しみいただけます。

無料新規登録

記録舎 貮號分室 (道民の人)の投稿

記録舎 貮號分室 (道民の人)の#旅行記に関する投稿一覧です。「2月22日は爆弾三勇士の日 ――国民的英雄の今」「死者が結婚する話(後篇) ――賽の河原をゆく」など、38件の記事が投稿されています。

ツイートシェア

2月22日は爆弾三勇士の日 ――国民的英雄の今

2月22日は爆弾三勇士の日 ――国民的英雄の今

時なきままに点火して 抱き合いたる破壊筒 鉄条網に到り着き 我が身もろとも前に投ぐ 轟然おこる爆音に やがて開ける突撃路 今わが隊は荒海の 潮の如く躍り入る ああ江南の梅ならで 裂けて散る身...
5
死者が結婚する話(後篇) ――賽の河原をゆく

死者が結婚する話(後篇) ――賽の河原をゆく

前回、東北の冥婚文化を訪ねる旅として、【死者が結婚する話(前篇) ――ムカサリ絵馬をゆく】を上梓した。 (間が空いてしまったので、読まれたい方はこちらから:https://fantia.jp/p...
5
死者が結婚する話(前篇) ――ムカサリ絵馬をゆく

死者が結婚する話(前篇) ――ムカサリ絵馬をゆく

賽の河原に集まりし 水子、間引き子、めくらの子 手足は石に擦れただれ 泣き泣き石を運ぶなり 指より出づる血の滴 身内みうち を朱あけ に染めなして 父上恋し、母恋し 呼んで苦しく叫ぶなり 嗚呼、...
8
夏の話② 夏の悲しみについて ――間に合わなかった話

夏の話② 夏の悲しみについて ――間に合わなかった話

前回から3回にわけて更新を進めている「夏の話」シリーズ。 今回はその2回目、今シリーズの「夏の一年で最も活発で、かつどこか寂しい季節」という感覚の根源に迫る内容である。 今回の夏シリーズの本題と...
1
夏の話①.5 代用品の話(補足)

夏の話①.5 代用品の話(補足)

1.はじめに まず、購読されている方に、このところの体調不良と執筆速度の低下について重ねてお詫び申し上げます。 ここ数ヶ月の間、特にfantiaの更新速度の低下が著しく、月1更新となっていたとこ...
2
雨の中、雨包さんの家へ行く ――珍しい名字を訪ねる旅

雨の中、雨包さんの家へ行く ――珍しい名字を訪ねる旅

梅雨である。 今年の梅雨は空梅雨気味だそうだが、毎年毎年この時期の雨の多さにはなんとも気が滅入る。何より外に出るのが億劫になっていけない。しかし、私は不思議と雨自体にはあまり嫌悪感を覚えないし、...
3
辞職峠の話 ――四国、国道194号と川又屋旅館

辞職峠の話 ――四国、国道194号と川又屋旅館

「四国の山道はレベルが違う」と私は今まで何度となく書いてきた。そして、ここでも何度も四国の山道の話を書いてきた。 今回もそんな四国の恐ろしい山道と、そんな山道の中にある集落、そしてその山道と集落...
8
二つの家臣屋敷 ――中国山地、500年間の因縁の先

二つの家臣屋敷 ――中国山地、500年間の因縁の先

これは「呪い」を解く物語―― その始まり――「呪い」とは、ある人に言わせると、自分の遠い先祖の〇〇た罪から続く「穢れ」と説明する。 あるいは――坂上田村麻呂が行った蝦夷征伐から続いている「恨み」...
14
業の深い話 第七話・特別篇「墓と生きる村」

業の深い話 第七話・特別篇「墓と生きる村」

不定期でおくる、私が日本各地で聞き取った一人で抱えておくのはちょっと厳しい業の深い「証言」や「昔話」を「離す」回、「業の深い話シリーズ」。 今回は、東北地方のある村に関する話をしたいと思います。...
9
井出野屋旅館 ―消えゆく金田一耕助の影と主人家族の影について

井出野屋旅館 ―消えゆく金田一耕助の影と主人家族の影について

古いものが好きで生きていると、ある時それが突然消えてしまう日に直面することが多々ある。 後継者問題や時代の変貌、経年劣化、法律の変更など、理由はたくさんあるが、とにもかくにも古いものは消えやすい...
4
「陽コあだネ村」 ――津軽海峡、悲喜景色

「陽コあだネ村」 ――津軽海峡、悲喜景色

――この村サイヅドだてシコあだたごとあるガジャ エのドデコアみんなスオムシネカれでまてナ ウスロアフサがたタゲ山ネかてツブされで海サのめくるえンたでバナ 見ナガあのムゲのシコあだてるマヅメの山コ...
6
業の深い話 第六話「死滅回游」

業の深い話 第六話「死滅回游」

※今回掲載した写真は実際の場所とは全く別の場所にて撮影したものです。あくまで似た写真による、イメージとして掲載しております。よって、文章と写真の間で描写やイメージの齟齬がある場合があります。 ※...
6
業の深い話 第五話「飼い殺しの唄」

業の深い話 第五話「飼い殺しの唄」

※今回掲載した写真は実際の場所とは全く別の場所にて撮影したものです。あくまで似た写真による、イメージとして掲載しております。よって、文章と写真の間で描写の齟齬がある場合があります。 ※業の深い話...
5
「行通側左」を探して 記憶を届ける旅② 古写真篇

「行通側左」を探して 記憶を届ける旅② 古写真篇

―ふるぼけたセピア色の写真。  「妙見宮」なるどこかの小さな神社の境内で、櫓を組んで灯籠をおろしている人々の姿が映っている。老若男女の人集りがいかにも記念写真らしい。手前に映る、拝殿か神楽殿と思...
9
カエサルのものはカエサルに 記憶を届ける旅① 古絵はがき篇

カエサルのものはカエサルに 記憶を届ける旅① 古絵はがき篇

 今から約3年前のこと、私は蚤の市で一枚の古い絵はがきを手に入れた。  そこにはM(仮称)という名字の医院と、その院長らしい人物の肖像が映っていた。だが、名前以外は都道府県レベルで場所がわからな...
6
シリーズ 室戸岬③ むろと廃校水族館 ―夢が叶った場所

シリーズ 室戸岬③ むろと廃校水族館 ―夢が叶った場所

 間を挟んで全4回で送るシリーズ室戸岬、今回は室戸岬のすぐ近くのとある水族館を紹介する。それも、ただの水族館ではない。「むろと廃校水族館」は名前のとおり、廃校になった学校施設を再利用した世にも珍...
5
業の深い話 第四話「幽霊灯籠」

業の深い話 第四話「幽霊灯籠」

※今回掲載した写真は実際の場所とは全く別の場所にて撮影したものです。あくまで似た写真による、イメージとして掲載しております。よって、文章と写真の間で描写の齟齬がある場合があります。 ※業の深い話...
7
業の深い話 第三話「それでも曇って泣いたなら」

業の深い話 第三話「それでも曇って泣いたなら」

其行來渡海詣中國 恆使一人 不梳頭 不去蟣蝨 衣服垢汚 不食肉 不近婦人 如喪人 名之爲持衰 若行者吉善共顧其生口財物 若有疾病遭暴害便欲殺之 謂其持衰不謹 ・・・・・・ ※今回掲載した...
8
シリーズ 室戸岬② ニューむろと ―岬の異形

シリーズ 室戸岬② ニューむろと ―岬の異形

 昨更新から開始した、室戸岬周辺の風景や建物を訪ねる企画。  今回はひさびさの廃墟特集回、室戸岬の頂上に立つ廃ホテル・レストラン「ニューむろと」をとりあげる。  まずは、こちらをご覧いただきた...
7
シリーズ 室戸岬① 岬観光ホテル ―特異点の宿

シリーズ 室戸岬① 岬観光ホテル ―特異点の宿

 高知県室戸岬。  四国は高知県、太平洋へ大きく突き出た2つの岬のうち、東側にあたる岬であり、西の足摺岬とともに土佐湾を構成する。  室戸岬は、四国に存在するさまざまな岬の中で最も多くの顔を...
5