注）この記事は、前回、前々回の「名字探しの旅　ーお墓を旅していたあの頃」の前・中篇の最後になる後篇です。一応、前回の話を読まなくても読める内容にはなっておりますが、「なんでお墓なんか廻っとんねん...

注）この記事は、前回「名字探しの旅　ーお墓を旅していたあの頃（前篇）」の後篇になります。一応前回の話を読まなくても読める内容にはなっておりますが、「なんでお墓なんか廻っとんねんこいつ」「名字って...

現代の日本人（ただし戸籍がある人という前提）が、どんな人でも絶対に持っているものがあるとすれば…それは名前、特に「名字」だと思っている。 名字｡ 普段、ほとんど気にも留めないものだが、考え...

　1月15日（土）午後、Twitterに1つの動画が流れはじめた。 　南太平洋に浮かぶ島嶼の国、トンガで海底火山が噴火し、人工衛星から見るとその噴煙がまるで巨大な核爆発のキノコ雲のように膨れ上が...

　今となってはずいぶん遠い過去になってしまった話。 　私にとっては、最良の日々を生きた頃の話である。 　私は昔、廃校に住んでいたことがある。 　まあ待て、そういう意味ではない。「家がないので、...

　北海道は道北、日本海側に面した街、羽幌はぼろ 町。 　この町の山奥には、かつて人口１万人以上を誇った一大炭鉱街があった。羽幌本坑、築別、上羽幌など、いくつかの炭砿をまとめてそれらは「羽幌炭砿」...

　かつて北海道には編み目のように鉄道が延びていた。 　今でこそ鉄道は、JR貨物と、工・鉱業向けのものを除いて、ほぼ旅客向けの営業を主体にしているが、もともとは資源や荷物の輸送路としての性格も強く...

北海道、渡島半島に住むものが、札幌方面に向かう時。 あるいは 室蘭や札幌近辺の人間が、函館方面へ向かう時。 そこに立ちはだかる最大の障壁はみな声をそろえてこういうだろう。   「噴火湾である」 ...

　おはこんにちばんは。道民であります。 　さて、Twitterを観測している方は既にご存知とは思いますが、このたび私、一身上の都合により、20余年生まれ育った北海道を離れ、7月1日から某地域へ...