夏目縮小亭 (夏目なつめ)

ファンティアに登録して夏目なつめさんを応援しよう!

現在2703人のファンが応援しています。

夏目なつめさんのファンクラブ「夏目なつめ」では、「サッフォーの左の手の上で」などの特別なコンテンツをお楽しみいただけます。

無料新規登録

夏目縮小亭 (夏目なつめ)の投稿

夏目縮小亭 (夏目なつめ)の投稿一覧です。「果てなき楽園の寵児たちは」「お知らせとお知らせ」など、153件の記事が投稿されています。

ツイートシェア

果てなき楽園の寵児たちは

果てなき楽園の寵児たちは

§ 「…………やっぱ、増やし過ぎ、かな」  いや、明白だ。増やし過ぎだ。もう、100や200という数じゃない。バカ。私の、見境なし。  でも増やしてしまったものは仕方ない。最後まで面倒...
24

お知らせとお知らせ

お世話になっております。夏目なつめです。  バナーで知ったのですが、どうも6/29でFantiaアカウントを開設して5周年のようです。7/29が夏目なつめの活動開始日だったので、そちらに気を取...
5

【無料再掲】湯けむりの奥に

§  蒸気、反響、轟く水音。  湯気の奥から、女性の声が響いてくる。  或いは水しぶき、湯を掻く音に、重い足音。  噪音に包まれながら、僕は小さく待ち続ける。  そうすれば、足音が彼方...
5

【Skeb作品】翳から甘夢へ

§  避暑地の功徳を理解するには、まだ〇〇すぎたのだと思う。  夏の何を避けようというのか、当時の僕が理解していたとは思えない。夏の過酷さは生命力と表裏一体で、それに圧倒される歳ではなかった...
15

湯けむりの奥に

§  蒸気、反響、轟く水音。  湯気の奥から、女性の声が響いてくる。  或いは水しぶき、湯を掻く音に、重い足音。  噪音に包まれながら、僕は小さく待ち続ける。  そうすれば、足音が...
33

秘めごとサイズフェチ(3)

§  完全に拘束されていた。或いは〇〇、軟禁、磔刑。形容しようがない。自分も、正直置かれた状況に自信がない状態だ。始末におけない。  純白の世界は仄暗く、空に一条、月齢1日ほどの光が走る...
31

秘密基地からもう一度 ※4/29後編加筆

僕らが生まれたのは、それぞれ一ヵ月差。  僕が11月に、紗代ちゃんが12月、咲ちゃんが1月……。  つまり、差なんてほぼないってことだった。  それでもたった数十日の差を何年も何年...
25

(skeb作品)春まだき教室の隅

(以前依頼されていたSkeb作品です。こちらでの公開を忘れておりました。同時に投稿した別作品ともどもご覧いただけたら幸いです) §  陽の差し込む教室。    絵に描いたような高校生...
15
大きなアリス、小さなアリス(上)

大きなアリス、小さなアリス(上)

§0  願いは昔から同じだった。    凛とした女性になりたかったのだ。  独立自尊で、全て自分でこなせる女性に。高い身長もそれには都合がいい。最初は理想を演じるように、次第にそれも...
31
大きなアリスと、小さなアリス(下)

大きなアリスと、小さなアリス(下)

§  私は、それ以来。  愛でられ。  圧倒され。  エッチされ。  愛でられた。  狂わされた。  〇〇れた。  壊されて、導かれて、堕とされる。シて、サレて、サセられて。...
20
無自覚極大のソルシエール

無自覚極大のソルシエール

§  クソガキに呼びつけられたのは、既に夜半に入りつつある頃だった。  というより、寝る直前だったというべきかもしれない。    森の奥の小さな家に、小生意気な少女の声が響いたのだ。 ...
35
雲に生脚、一万女神

雲に生脚、一万女神

§  カリスは下界に降り立つことにした。  地表の光景が、美しかったからだ。 《……こんなの、久しぶりだなー》  虚空に、不意に幻想的な穴が開く。そこから漏れるのは、澄んだ細い少...
15
マシュマロ色でおっきくて

マシュマロ色でおっきくて

§  窓の外は異界、狂乱の世界。  吹き荒れる大気に歪んだ視界、一言で言えばそれは、混沌だった。  親しみ深かったはずのものは様相を変え、場違い感に身をよじる日々。俺はもう、壁にす...
27
銀のつぼみと白百合の頃

銀のつぼみと白百合の頃

§  軽率だったと、自分でも思う。    何もかもスケールが違う、そんな国に行けば何か変わるだろうと、そう思ったのだ。  結果が、これ。野垂れ死に寸前の、すっかんぴん。委細は省くが、...
18
次はキミが、ドキドキする番(2)

次はキミが、ドキドキする番(2)

§  江ノ電は、腰越をすでに過ぎていた。 「鎌倉、行ったこと、ないや」  高梨さんが、僕の肩に頭を預けて囁く。  車内に人はまばら、制服姿は、僕らだけ。夕陽は徐々に、七里ヶ浜の海岸線...
14

〇〇お姉ちゃんにおかえりなさい(無料再掲)

§  駅へ往く道中、美香の姿がふと目についた。  学期末、わらわらと群れなす女子〇〇に混じり、大荷物。周囲の〇〇より頭ひとつ抜けたベージュの髪。発育の良い小学生となれば、俺はすぐにそれが...
20

湯けむりの奥に(無料再掲)

§  蒸気、反響、轟く水音。  湯気の奥から、女性の声が響いてくる。  或いは水しぶき、湯を掻く音に、重い足音。  噪音に包まれながら、僕は小さく待ち続ける。  そうすれば、足音が...
14

バニーガールのお気に召すまま(無料再掲)

§  放課後、カラオケでも、という話は残念ながらお流れとなった。  雪村が断ったからだ。 「ごめーん、今日ちょっと忙しくてさ」  手を合わせて雪村は悪いねと笑った。  そうなれば後...
26

南国は甘く切なく(無料再掲)

§  小人に生まれたのが悪いんだよ。  ミーナは初めにそう言った。  君はボクのワクチンだ。僕を前に、そう言い放ったのだ。  僕は後ずさる。  目前にある、エメラルドみたいにキラキラし...
13

〇〇お姉ちゃんにおかえりなさい

§  駅へ往く道中、美香の姿がふと目についた。  学期末、わらわらと群れなす女子〇〇に混じり、大荷物。周囲の〇〇より頭ひとつ抜けたベージュの髪。発育の良い小学生となれば、俺はすぐにそれが...
55