とまとのゲイSM小説 (とまと)
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価格
300円(税込)+ サービス利用手数料(8%)
商品について
もはや主従逆転の域を超え、完全に支配へと身を委ねた身体。
かつてグラウンドを支配していた絶対的エースが、鎖を引かれる感触に歓喜し、後戻りできない深淵へと沈んでいく――。
【作品スペック】
・形式:PDFファイル(白背景、黒文字)
・総文字数:約6,700文字
・登場するキャラクターは全員18歳以上(高校生を除く)です。
【試し読み】*約1,300文字
帰りの電車内は、隼人からの説教のオンパレードだった。
『まあ、練習終わりにちゃんと先輩に頭下げに行ったのは偉いけどさ』
吊り革につかまりながら隼人が、真剣な顔で俺を見下ろしてくる。
『お前さ、たまに距離感バグるだろ。大和先輩、真面目だしキャプテンとして気張ってんだから。いくら先輩が優しいからって、ふざけ方考えろよな。マジでお前、いつか取り返しのつかない地雷踏むぞ』
隼人は俺の将来やクラブ内での立ち位置を心底心配して言ってくれる。昔からそうだ。不器用で、無理して笑って、空回りを起こす俺を、隼人はいつだってこうやって叱り、そして守ろうとしてくれる。
「……うん、悪かったよ。気をつける」
殊勝そうに頷きながら、俺はポケットの中のスマートフォンを強く握りしめていた。隼人は何も知らない。俺が踏んだのは単なる「地雷」などではなく、最初から俺自身が先輩の喉元に刃を突き立てていたことなど、夢にも思っていないのだ。
致命的だったのは――すっかり大和先輩が着用していた「あれ」のことを失念していたことだった。俺と隼人の家は、駅の改札を出て南北正反対の出口。
『じゃあな。クヨクヨするなよ、マジで。あと明日の昼コーラ奢りなー!』
改札前でそう言い残し、背中を向けて歩き去っていく隼人を俺は見送る。
『空気読めよと』という隼人の真っ直ぐな言葉をぼんやりと噛み締めながら、俺は一人、夜の冷たい空気が漂う住宅街へと踏み出した。街灯の下、ポケットからスマホを取り出す。その瞬間俺はふと思い出した。
――外す許可を出していないや。
練習前の大和先輩の膝蹴り、隼人のフォロー、そして練習後の形式的な謝罪。その混乱の中で、大和先輩が咥え続けていた「アレ」。大和先輩は今、どんな状態でどこにいる?まさか、まだあの異物を身体の奥に埋め込んだまま、俺からの連絡を待っているのか――?
「帰ったか?」
俺は歩きながら大和先輩へメッセージを打ち込んで送信する。送信とほぼ同時に「既読」の文字が灯った。まるで画面を凝視して待ち構えていたかのような反応速度だった。
『もうすぐ家です』
返ってきた短い文字から、息を潜めて怯えている大和先輩の様子が伝わってくる。俺は立ち止まり、冷たくなった指先で続けてチャットを送信した。
『今日はお前のこと少し知りたいから、21時00分には飯食って、小便も済ませて部屋で待ってろ』
『わかりました』
『あの……家でも、四つん這いで小便ですか』
「家には流石に和式便器ないだろ」
「あ、四つん這いの代わりに便座は使わず座ってしろ。画像報告はいらないけど許可制な」
容赦のない追加の規則を送りつけると、すぐに『わかりました』と短い承諾が返ってきた。スマホをポケットに入れ、俺は夜道を急いだ。
21時。
誰にも邪魔されない時間、誰の視線もない密室で、大和先輩の奥底に隠されたものを丸裸にしよう。俺は家族との夕飯を済ませ、シャワーを浴びて自分の部屋に戻ったときには、時計の針はすでに21時を回っていた。
俺は、ベッドに腰を下ろし、スマホの画面を点灯させる。通知欄には、すでに大和先輩からのメッセージが表示されていた。
「ちゃんと待ってたんだな」
画面越しに冷たい笑みを浮かべながら送りつけると、待機していたかのように即座に返信が並ぶ。
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