宇宙XX地点より宇宙管理局に電文 （ワレ、フシンセン、ハッケンス、タダチニ、チョウサスルナリ） 30分後宇宙XX地点より新たな電文 （サッキノハ、マチガイ。セイメイ、ハンノウ、ツヨシ、サラ...

「では、東京から伊豆急下田までの乗車券とグリーン券になります。お確かめください。ありがとうごいましまた」 よっしゃー！ 俺は心の中で、小さくガッツポーズをする。 俺の手にある。この切符。 これ...

自分がいつから存在するのか。 そして、いつからこんな境遇にいるのか僕にはわからない。 物心ついたときから、僕という存在は否定されながら生きている。 僕という存在に人格はなかった。 植物人間。 感...

「ツモ。リーチ、一発、タンヤオ、ピンフ。裏ドラが乗ってドラドラで・・・・俺の勝ちだよね？」 俺の休みを懸けた麻雀勝負。 そのオーラス。 奇跡は起こった。 「えっと・・そうですね。良太さんの逆...

「は～い、みんな～。こんこん、こんにちは☆ーやっほー。みんな元気ー？　今日から配信を始めました。ハルカですー」 全世界にはインターネット回線を使って情報発信する、いわゆる「配信者」と呼ばれる人...

タイトル 超ドMの魔王はレベル1の勇者に倒されて、暗い地下牢獄へ〇〇されたい その日。王都は最悪の一日であった。 「ふふふふ・・なんじゃ。こんなところに人間たちが住んでおるぞ。どおれ・・・...

銀河警察 それは銀河の平和を守るために結成された正義の集団 その影響力は宇宙に多大な影響をもたらし、彼女らの行動一つで銀河の命運を左右するぐらい大きなものとなっている。 銀河警察とは絶対的な組織...

タイトル 10兆分の1の男。 わたしはこの日人生が終わりました。 「死刑だ」 「死刑だ」 「賛成多数により、アール・ウィズ・ミアは死刑とする。被告人は立て」 わたしこと、アール・ウィズ...

漏れる。 少女の頭の中はそのことで、いっぱいになっている。 こんなことなら学校で用を足しておけばよかった。 でも、学校のトイレで用を足すのは恥ずかしいし、トイレは家でするもの。 などなど、色ん...

人間というものはつくづく、弱いものだと思い知らされた。 俺達地球人は巨人族の襲来を受け、戦争にも負け、かつての栄光を失っている。 敗戦星となった、地球は巨人族の属星になるしかなく、政治や法律など...

「鬼はぁー外、福はぁー内ぃー」 豆を投げて厄を払う行事。節分。 毎年二月に行われる節分の行事は、ここ宇宙空間でも行われていた。 「「鬼はぁー外、福はぁー内ぃー」」 二人の天使たちが楽しそう...

「きゃははははー。うんそれでねー」 悲鳴のような笑い声。 スクールバッグを肩から下げた、二人が授業を終えて帰路についていたる 二人の名前はアユとマユ。 彼女たちは〇〇〇〇である。 二人のうら若...

今日もようやく仕事が終わる。 ここにいる一人OLさんも会社が終わって、家路につくとことだった。 「ただいま・・・」 誰もいない、1LDKの部屋に灯りが灯る。 「ふう・・・今日もつかれた・・...

「はーい。みんな注目ー」 ここは小学校。理科の授業中。 教師であるミナト先生がパンパンと手を叩くと授業が始まる。 「今日は宇宙に関する授業よ。先生の持っているこのシャーレの中には、なんと宇宙...

森の中に現れる巨人族。 巨人たちは森の木々をなぎ倒し、わたしたちが住む妖精の村に入ってきた。 突然の襲来にパニックになる妖精村。 今まで平和に暮らしてきた妖精たちは、巨人の襲来に全く備えていなか...

透明な水の容器に入った地球型ヒューマノイド。 研究用サンプルとして入手した、この未知なるヒューマノイドを入手したのは今から15年も前の話。 その時のここにいた研究所の前任者が、この地球型ヒューマ...

謎の病気縮小病。 今から数十年前に発見された恐ろしい病の名称である。 その症状はその名前の通り、体が縮むことであり重症患者ともなると一ミリと満たない極小人間となる病であった。 重症患者ともなれば...

それは、のどかな昼過ぎの出来事だった。 春風のようなそよ風が流れている時、物々しいサイレンが宇宙船より鳴り響く。 その時俺はびっくりして宇宙船の無線の音量を最大にして聞いたのを今でも覚えている。...

国の行く末を話し合う国会議事堂。 アクレスにも地球と同じような立派な政治的建造物が建っており、一度は地震で壊れていた、ここも今では立派に再建し、アクレスの行く末について活発に議論していた。 その...

タイトル 「覗きをしたら靴下の中に放り込まれ、そのままお嬢様に踏みつぶされたお話」 覗きというものはこっそりと相手を観察すること。 もしくは閉鎖されたプライベート性の高い空間を無理やり、相...