「英司くん、帰ろ♩」 　僕は前田英司。高校二年生だ。僕にそう声をかけてきたのは同級生の工藤真美ちゃん。彼女は顔だけ見ればかわいい〇〇〇〇なのだが、その体が並外れていた。 　201センチ、20...

俺の名前は青木敦。男子プロレスラーだ。俺は今、男として、プロレスラーとしての誇りを打ち砕かれる寸前まで来ていた。 　俺はとんでもない怪物により、股裂きにされる直前だった。相手は自分の肩に俺の体...

「あぎゃあああっ！」 　人気のない河原。そこでは、筋肉美女による殺戮ショーが繰り広げられていた。対象になっているのは、無謀にも筋骨隆々のOLにケンカを売った不良たちだった。 　きっかけは...

高校二年生、高橋美帆はキックボクシング部に所属する学生だ。彼女は身長204センチ、体重202キロという体格を活かして、キックボクシング部で大活躍している。 　茶髪の三つ編みに、かわいらしくてあ...

まだ寒さの残る早春の頃。とある格闘技ジムに、その娘は現れた。 　 「すいません、今日からよろしくお願いします」 「よく来たね。こちらこそよろしく」 　17歳の〇〇〇〇、岡部智恵は格闘...

寒い冬の夜。高校一年生の伊藤歩美は街角でぼんやりと棒立ちしていた。 　時間はもう深夜に差し掛かっており、周囲に人気はない。普通ならこんな時間に〇〇〇〇が外をうろつくなど、危険な行為である。 ...

真夏の太陽が照りつける海辺。水着姿ではしゃぐ人々。夏を思い切り楽しむ人たちでごった返す明るい砂浜の中で、僕たちは海を楽しんでいた。 「純、こっちこっち！」 「待って、理沙ちゃん！」 ...

俺の名前は和田勝。東京で一人暮らしをする大学生だ。地方から上京してきて、もう三年が経つ。桜が華やかに咲き誇る春の季節、俺はランニングをしていた。俺は中学生の頃からボクシングをしていて、いつも身体...

誰もが心躍る春の季節。桜の花びらが舞い散るこの時季は、多くの人にとって新たな生活を始めるときだ。大学新入生、安田弘明もその一人である。 「すいません、唐揚げ追加で！」 「メロン酎ハイとレ...

人気のないスラム街の路地裏。一人の女が、男たち数人に取り囲まれていた。 「お前がレベッカ・フォンダだな？」 「そうだけど、どうかした？」 「とぼけやがって。お前が俺たちの仲間二人を殺っ...

「猛烈なジャブの嵐！　浜田選手強い強い！　あっとここで相手がダウン！　浜田選手のKO勝ち！　女子でありながら男子チャンプ相手に圧倒的な強さ！」 　テレビモニターに映るのは、女子格闘家が男子...

俺の名前は井谷隼人。キックボクシング部のキャプテンを務める高校二年生だ。ウチの部は全国大会常連の強豪で、俺含め選手は猛者揃いだ。 　しかしある冬の日のこと、俺が部活の時間になり練習場に行くと、...