その日の夕方、僕は雨宮先生にLineを送信して車で家まで送ってもらうことにした。直前まで久東先生を〇〇ていて疲れたというのもあるし、脅しに使われた写真に一緒に写り込んだ先生には状況を説明すべきだ...

「ほら、腰をこっちに突き出すんだ」 「うぅ……」 　腕を縛られた僕はなすすべもなく、先生の言葉に従ってうつ伏せのまま腰を突き出した。これでは立場がさっきと真逆だ。 「ふふ、いい眺めだな……...

今日僕は両親に「友人の家へ行ってくる」と言って家を出た。あまり友人と遊びに行かない〇〇だった僕のそんな発言をを両親は少し驚きをもって受け止めたようだった。 　まあ嘘なんだけど。 　家を出た僕...

「あぁ……いい運動になりましたね……」 「だろう？」 　ベンチの上でぐったりと横になりながら、僕は呟いた。先生は立ち上がり、トレーニングルームを歩きながら応じた。 「確かこの辺に……ああ、...

お盆休みがあけたある日の午後、僕は学校のトレーニングルームにいた。この部屋は体育館の2階にあって、スポーツジムで見かけそうな器具が一通り揃っている。……こう聞くといかにも最新の設備で綺麗な部屋の...

先生は僕が回復するのを待って、今度は椅子に座らせてきた。ヒヤッとする感覚が背中から尻にかけてを襲い、僕は思わず身震いした。 「さぁて……今度は存分に甘やかしてやるぞ」 　先生はにやにやと笑い...

僕の通う高校は夏休みの間1日間だけ、お盆休みの直前に出校日が設けられている。きちんと夏休みを暮らせているか確認をするというのが名目だ。 　そして僕は、その出校日の夜に学校に来るはめになっていた...

私が更衣室に入ると、男の欲望にまみれた、生臭い臭いが室内を満たしていた。思った通り、喬は私の提案にのったらしい。 (本当……いい玩具だよお前は) 　真面目で潔白な風を装って、その実欲望には人...

「キョウ　キョウシツノコレ」 　プールでの二日連続セックスの数日後、先生からのメッセージがLINEに残されていた。何故か電報みたいな文章だったけど、意図は察せた。 　試験が全て終わり、消化試...

「まだ全部脱がせてないぞ？」 　先生は挑発するようにそう言った。確かに、水着を脱がすと言いつつ僕はまだ胸を露わにさせただけに過ぎなかった。先生の白い競泳水着は、お腹のあたりでくしゃくしゃと丸ま...

翌日、試験が終わった僕はその足でまたプールへ向かっていた。別に先生からのLINEが入っていたわけじゃない。ただ、昨日の夢のような感覚が、本当に現実なのか自信が持てなかったらからだ。 　手には先...

「ふうぅ……あぁ……」 　先生の深いところで繋がったまま、僕はしばらくぎゅっと先生に抱きしめられたまま体を預けていた。心地の良い倦怠感と疲労感が体を襲い、動くに動けなくなっていた。 「ふふ、...

「ふぅ……」 　誰もいないプールの更衣室で、僕はため息を吐いた。無骨なコンクリートの壁に十六歳の嘆息が響く。 「ようやく終わったな……」 　僕はそう言うと、ロッカーにキャップとゴーグルを投...

「ほらぁ……今度はお前の好きなペースで突いていいぞ」 　先生はそう言うと左手をコンクリートの壁につき、お尻をこちらに突き出した。滑らかな褐色の肌にシャワーのお湯が滑る。紺色の競泳水着にピッタリ...

先生は僕を椅子に座らせると、その膝の上に跨った。天を真っ直ぐ突く肉棒の上に、涎のように愛液を滴らせる口が迫った。いつの日か雨宮先生と、夜の教室で交わった体位だ。しかし久東先生はそう簡単には腰を落...

先生との目くるめく夏休みも長いようで短かった。先生と関係を持ってから、先生とやらなかった日の記憶がなんだかぼやけて感じるようになってしまった。そんなことをぼんやりと考えながら、僕は教室の自分の席...