「……おや？」 　時刻も深夜に差し掛かろうとしていたとき僕のスマホが震えた。手に取ってみると神田先生からメッセージが届いているということだった。雨宮先生とは時折、明日どこへ来いとかなんとかやり...

鈍い痛みとともに、久東玲子は目を覚ました。隣になれない圧迫感がある。顔を横へ向けてみると、すぐそばで教え子が寝ていた。木宮喬。自分を〇〇〇し、その記録映像を使って脅しをかけまた〇〇〇〇。 　い...

「今日先生の家に行ってもいいですか？」 　無邪気な文面を装ったメールが来たのは今朝のことだった。久東玲子はそのメールを見たとき、とうとう来たかとまず思った。 　最後に木宮喬に求められ交わった...

「んぅぅ！　んぅぅぅっ！」 　一人きりで地下室に放置されてから一時間。私の体は限界に来ていた。立ったまま椅子の背もたれに腕を縛り付けられ、座席の部分を跨ぐような格好のまま体を揺さぶるが、椅子の...

私が更衣室に入ると、男の欲望にまみれた、生臭い臭いが室内を満たしていた。思った通り、喬は私の提案にのったらしい。 (本当……いい玩具だよお前は) 　真面目で潔白な風を装って、その実欲望には人...

「夏休みになるとなかなか会えないだろ？」 「そうですね。先生は部活で結構いますけど、僕が学校に来る口実がないですし」 「部活があると喬が来ても相手してやれないしな……だからいいこと思いついた...