触手が俺の脳を、意識や自我、精神的な面までカラダと同じように作り変えた事を理解していた。 なのに冷静に受け入れ、そればかりかこの状態に喜びを感じているのもまた触手に依るものなのだろう。 そ...

俺の心は快感に融け、触手の欲望を俺の欲望と重ねていった。 つぎに「俺」は、食事として他の個体の精液を求めた。 が、目の前に対象はいない。 どうすべきかを考えていると人間のカラダが人間の...

触手が俺を変える。 いや、俺が触手そのものになっていくかのようだ。 気分が最高に上がってイク。 触手の快感が病みつきになってイク。 触手が求めるモノは俺が求めるモノ。 ……ああ...

不思議な雑貨屋から自宅に戻ったはいいが、なぜか肝心な部分が思い出せない。 しかし、渡されたアイテムだけはちゃんと持ち帰っている。 夢ではない。 隣りに住んでいる人のお陰でようやく色...

俺の淫紋にまつわる話もいよいよ終盤。 俺のカラダに浸透し淫魔に変えちまう淫紋の力と、淫魔と化した「新しい俺」を俺は受け入れた。 何倍にも膨れ上がった欲望は俺と同類の存在である浅田や親父で...

親父も俺と同じ淫紋持ちで淫魔にもなっている存在だと知った。 これで親父への疑念は解消されたのはいいけど、親父は俺の学費を用意するのに副業として「売り専」でカラダを売ろうとしていた事が分かった。...

お隣りさんだった須崎さんに案内され雑貨店に入った。 棚には今昔も、洋の東西も問わない様々な商品が並んでいて見ているだけでも楽しめた。 が、とある商品を目にした俺は激しく動揺した。 ...

【番外編】 本編では語られなかった主人公の精液の秘密をメインとした物語です。 異常行動を起こし始めたヴァンキッシャーたちがどうして主人公の精液によって正常に戻れたのか？ その謎を暴...

エロサブスク、スライム細胞、ミュータントナノマシンの暴走……。 単なる利用客の俺がヴァンキッシャーたち全員の運命を握ってしまう展開なんて誰が予測できる？ 何とか事態を収めた俺は平穏を取り...

バレンタインにちなんで単発モノの短編を書いてみました！ 日頃のご支援への感謝の気持ちと共にお納めいただけたら幸いです。

一夜明けて、ダチの直樹ってばやけに機嫌がよくなっている。 昨日のゲッソリとした表情とは打って変わって。 しきりに調子がいいと口にする上に俺と交際したいとまで迫って来た。 急に何を言い出...

先日ＰＩＸＩＶにて告知させて頂いた支援サイト４周年企画、 『続編＆スピンオフ祭り』からの作品です。 第１弾は、 「糸」の続編を採用させて頂きました！ https://www.pixi...

今夜で５日目。 エロサブスク、フリートライアルはこの日で最後になる。 俺はもう正会員になる気満々で早く登録してしまいたいのだが、まずは今日の相手としっかり気持ち良くなってやろう。 また...

エロサブスク四日目。 今夜はどんなスタッフがやって来るのかと待ちわびていたら、イケメンホスト風の男が現れた。 ただ、その男も凄く筋肉質で逞しいカラダを備えており、皮かぶりのドリチンながら...

別の場所、別の時間。 都心を走る一台のタクシーの中で客として乗った男は奇妙な感覚を味わっていた。 カラダが中から〇〇れている。 指先からじわじわ透明になりゼリーのように柔らかくなってい...

ネット販売戦略担当になった染野たちに協力することになった俺は、とあるインフルエンサーの元を訪問した。 そして告げらた課題に対してどう取り組もうかとひとしきり悩んだ。 が、夜になれば頭...

エロサブスク、お試しフリートライアルの二日目。 無料だから「おまかせ」しかなく、こちらからは選べないのだからどんな奴が来るのかは対面するまで全く分からない。 昨夜のセイタのようなタイプの...

後輩に勧められたエロサブスク。 やっぱり人肌に飢えていたんだろうな。 お試しのフリートライアル初日に派遣されて来た男を見た途端、俺のスケベスイッチがオンになった。 つうかさ、マッチ...

あまりにも激しい一夜が明けて朝になった。 体中がベタベタ、ガビガビなのはアイツの精液だけじゃなく俺もまたイキまくって精液を何度も吐き出していたからだ。 さて、聞きたい事は山ほどあるん...

俺はクレストル。 淫魔界の西方にある貧しい村で暮らす淫魔の一体だ。 成淫魔の儀式を済ませたら西方の領主様の城下、もっとも淫魔人口の多い街に出て精気をたっぷり食いながら仕事をするつもりだっ...