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200円(税込)
商品について
緋色は困っていた。学校の帰り道、怪しい雲行きのお腹を抱えながら家までの長い長い帰路を歩かなければならない。絶望的なまでに困っていた。
(お腹気持ち悪いなあ…お昼の牛乳おかわりするんじゃなかったなあ…)
実の所、最近あまり腹具合が優れなかったのだが、好物の牛乳が余っていると聞き飛びついてしまった。案の定、こうしてお腹を抱える羽目になっている現状にお昼の自分を心底恨んだ。しかし、幸いにも下しているような感じがないのが救いだろうか。
「あああうんち出る…漏れそう…//」
帰り道の唯一の信号に足止めをくらいながら、ぼそぼそとそんな事を呟いてはずくずくと主張を強める便意に下腹のあたりがきゅんとないた。これも最近の事なのだが、緋色はどうも便意に耐えたりその便意から開放される瞬間に興奮してしまうようで、ついでにとお昼からおしっこも溜め込んでいる。こうして口に出す事で余計に高まる排泄欲を楽しんでいる節がある。
「…よし、青だ」
周りに誰もいないのを確認してから、小さな声で漏れる漏れると呟きながら少し小走りでかばんを揺らしながら家を目指す。教科書が揺れて叩きつけられるがこんがこんという音に紛れて、ぷすぷすっとおならも漏れ始めている。ぱんつはもう既に何度かチビってしまったおしっこで濡れていたせいか、冷えてまとわりつく感覚が気持ち悪い。
(うんちっもうすぐうんちできるっ)
何も無いような田舎道は、もうただ一直線に走れば自然と家が見えてくる。後数メートル、後数歩、もう後一歩。
「着いたっ」
と玄関に手をかけたのも束の間、がちゃんと音がして一枚の重たい壁に道を阻まれてしまった。
「あれっあれあれっ今日お母さんお出かけだっけ」
何度引き戸に手をかけようと現実は変わらない。緋色は今朝のお母さんとの会話を思い出してみるが、お出かけと聞き下校後は一人だという事実に興奮し鍵を持って出るのをすっかり忘れていた。
「どうしよっどうしよどうしよっ!鍵っ鍵ない!え、やだっ出るっ出る出る出るっ!!!」
慌てて抑えたスカートのお尻辺りに、ごつっとした何かがあたった。それが自分のうんちだと気づくのにそう時間はかからなかっただろう。
「あっ」
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