不思議系孕ませ100%!FC (ヤラナイカー@E小説)
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「ちょっとだけ」第一部
価格
300円(税込)
商品について
「ちょっとだけ」第一部(PDFファイル)
いまどき珍しいタイプの清純派アイドル日向珠洲、十○歳。
せっかくの巨乳なのに、何故か本人がかたくなに水着グラビア撮影を拒否しているらしい。
このままでは新人アイドルとして売りにくいと、困り抜いた零細事務所と元二流アイドルの母親は『脱がせ屋』の異名を取る俺、カメラマン伊藤良一に、珠洲の水着撮影を依頼したのだ。
誰でも説得して脱がせてしまうと業界で有名な俺には秘密があった。
俺は、撮影スタジオ内に能力を限定された「ちょっとだけ」〇〇術師だったのだ。
事務所と母親に依頼されたのは「水着撮影まで」だが、こんなおいしい仕事だ。
もちろんそれだけで済ますわけが無い……。
序章「眠り姫」
第一章「脱がせ屋家業」
第二章「破瓜のとき」
第三章「堕ちたアイドル」
属性(水着脱がせ 肛門いじり 処女喪失 安全日と偽っての中出し オナニー)
孕ませ〇〇小説。原稿用紙換算109枚
――以下、序章を試し読み
序章「眠り姫」
俺の『撮影』には事前に大層な手間がかかる。
スタジオに差し込む日差しの微調整から始まって、スタジオの色彩を事前に行ったターゲットへの心理テストの結果にあわせて変化させる。
システムを立ち上げるのにも、ちょっと面倒な手順を踏まなければ成らない。
「今回のターゲットへの暗示プログラム『少し……ちょっとだけ……』っと」
一連のプログラムをキーボードに打ち込みを終了。
システムの完全起動と同時に、中央モニターが連動して起動する。
このシステム。情報技術のプロに作らせれば、もっとシンプルな形にすることができるのだろうが……この作業ばかりは、俺以外の誰にも任せるわけにはいかないのだ。スタジオ内は、四方八方からモニタリングされているので、程なくして今回のターゲットがスタジオ入りしたところが画面に映る。
「ほお……学生服か」
このシステムを使えば、スタジオのどこにターゲットがいても、最適の角度で録画撮影できる。ただの〇〇といってしまえばそれまでなのだが、俺の職業はカメラマンなのでこれも仕事のうち。自分のプロとしてはあまりよくないカメラの腕前を、システムに補佐させようと言うわけだ。
ターゲットが予想通り真ん中においてあった椅子に腰掛ける。
「学校終わりに、そのまま来たんだな……いいね」
ターゲットはカバンからノートのようなものを取り出して、うつむいて眺めているようだ。何かに集中してもらっていたほうが作業がやりやすいから好都合。ゆっくりと、スタジオ内の電波の濃度を上げていく。
ちょうど真ん中のターゲットめがけて、たぶんターゲットには雑音にしか聞こえない電磁波をちょっとずつ……ちょっとずつ……浴びせていく。
ターゲットの頭が気遣わしげに揺れて、向こうからは見えていないはずのモニターの画面を見上げるようにした。
「やべっ……」
慌ててボリュームを落とす。しばらく不思議そうにしていたが、またノートに集中している。気付かれないように、少しずつボリュームを上げる。
相手に気が付かれないことが何よりも大事なのだ。
何気ない意識しない状態でこそ、深層心理への刷り込みを行うには最適の環境。
ターゲットは最初、熱心にノートを見つめていたが、しだいに眠たげに目をこすり始めて、やがて眠りについたかのようなトランス状態に入った。
――成功だ。
ターゲットの心拍数と脈拍から準備が整ったことを察知したのだろう、システムも小さい音を立てて、次の段階に移行していく。
こうなれば後は、システムが自動操作で遅くとも五分もたてばプログラム通りに暗示を仕掛けてくれるだろう。
俺は、荷物をまとめてスタジオに向かう。
***
スタジオの真ん中の椅子に座り込んで、春の麗らかな日差しを浴びながら一人の少女が眠ったようにぐったりしていた。
誰が見ても、ただ居眠りでもしているだけだと思うだろう。
だが、俺は目の前の少女が眠りよりも深い領域に堕ちているのが分かっている。
だから不躾に眺めても強い刺激さえ与えなければ、〇〇の暗示が浸透しきるまでは目を覚ます心配がないことを、経験として知っていた。
日向 珠洲(ひなた すず)十四歳の中学二年生
彼女が今回のターゲットだ。
今回の依頼は、ほかならぬ彼女の母親の日向 仁美(ひなた ひとみ)本人から直接受けている。
日向仁美といえば、俺より上の世代なら名前を聞けば「ああっ」と思い出すような少し昔のアイドルだ。
トップアイドルとはとてもいえないが、二流どこのグループからは頭一つ分突き出ている知名度。当時はアイドル全盛時代だったから、仁美のような中途半端なアイドルは珍しくなかった。
ちなみに俺も、思春期の頃は肉感的な魅力があって密かに胸が大きいと評判の日向仁美の隠れファンだったので、依頼を受ける際に会って話したときは、サインを貰ってホクホクだった。
もう三十代も半ばのはずだが、さすがにその美貌に昔の名残が残っていた。
ドラマで共演した俳優と結婚して、しばらくしてから離婚。
芸能界ではありふれたルートをたどった仁美は、復帰した女優業でもパッとせずにくすぶっているというのが現状。
芸能人としての地位と生活を守るために、今度は娘を売り出そうというわけなのだろう。これも業界ではよくある話だ。
ただ、仁美の所属事務所は小さい。コネが弱いのだ。
珠洲は母親以上の容姿に恵まれている。小柄のわりに、学生服の上から見ても形の良い巨乳であることが見て取れる。
出るところは出て、引っ込むところは引っ込む。中学生にして、これだけ完成された健康美を持っているなら。グラビアで出せば、それだけでもファンが飛びつくだろう。
だが何故か、本人がグラビアはどうしても嫌だと突っぱねている。清純派路線で売り出しているが、今はアイドル自体が使い捨ての時代だ。事務所としては、手っ取り早く過激なグラビアで売りたい。
そこで、業を煮やした母親自らがこの俺『脱がせ屋』伊藤 良一(いとう りょういち)に依頼を持ってきたというわけだ。
珠洲は、亜麻色の柔らかそうな髪を腰辺りまで伸ばして、くすんだ赤のカチューシャで留めている。そういえば、カチューシャって最近してる娘を見かけなくなった。珍しい。
髪留めを近くでよく見ると、たぶん何かに赤い布を巻いて補修してあるのだろう。
造りは高級そうだが、かなり古いものようだった。
きめ細かい肌、長く伏せられたまつげ。まだ中学生の愛らしさが強いが、可愛いというより古風な美人タイプ。カチューシャは、珠洲の柔らかそうな髪によく似合っている。
制服も紺の地味なものだ……静かに呼吸で上下する胸を見ていると、なんだかおとぎ話の眠り姫を思い出してしまった。
紅も引いてないのに、血色のよい紅く濡れた唇が少し開いて、形の良い歯並びが見えている。
キスをすれば、目を覚ますだろうか……。
俺がそんな柄にも無いことを考えている間に、小さく呼吸が乱れて息を吐き出した。
ゆっくりと、伏せられていた、まぶたが、開かれる。
珠洲の黒目勝ちの瞳は信じられないほど大きくて、まるで大粒の宝石のように澄んだ輝き。思わず見とれてしまいそうになる。
どうやら、姫のお目覚めのようだった。
「やあ、お待たせして申し訳ないね」
「えっ…………あっ! すみません」
珠洲が椅子からよろめきながら立ち上がる。待ってる間に眠ってしまったとでも思ったのだろう。意識が堕ちてから五分と経ってないはずだが、〇〇が上手くいっていればスッキリした目覚めのはずだ。
「ノートが落ちてるよ」
「すみません……」
拾い上げて渡してやる。どうやら、熱心に見つめていたノートは、漢字の勉強をしているようだった。撮影の前は、会話して緊張をほぐすのも俺の仕事なので、詳しく聞いてみると読めない漢字があって、同級生に馬鹿にされたのをきっかけに勉強を始めたらしい。
珠洲はまだ売れないアイドル……といっても、細かい仕事はそこそこにこなしている。
学業との両立も、大変なはずだ。
「君はまだ中学二年生だったよね。最近は馬鹿が売りのアイドルもいる。可愛いんだから、そんな苦労しなくてもいいのに」
「そんな二流の馬鹿ドルじゃなくて、一流のアイドルになりたいんです」
礼儀正しい態度は崩さなかったが、そうハッキリとした答えが返ってくる。先のことを考えると教養は必要になると考えているわけか。
それはきっと正しい。
でもそんな先のことじゃなくて、事務所や君のお母さんはいますぐにでも、君を売って金にすることを考えてるんだよ。
今日はそんな芸能界の厳しさを、思い知ることになるだろう。
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