霊夢が興行的な企画を催して魔理沙やアリス達がわちゃわちゃするお話です。 物語は、 「東方鬼ごっこ　前編」 「東方鬼ごっこ　後編」 の２本に分かれております。

文が物騒な企画を催して、魔理沙やアリス、霊夢達がわちゃわちゃするお話です。 別のお話である「東方鬼ごっこ」が開催された世界という設定になっています。 物語は、 「東方強奪祭　一」 「東方...

パチュリーが自身の中にある魔理沙と小悪魔に対する感情に振り回されるとお話のシリーズです。 物語は、 「魔女の告白」 「魔女の奮起」 「魔女のお出かけ　前編」 「魔女のお出かけ　後編」 ...

霊夢がアリスや魔理沙に心配されるお話のシリーズです。 物語は、 「酔い巫女霊夢」 「霊夢対岩落としの妖怪」 「ソイレント・レッド」 「愛しい人達　前編」 「愛しい人達　後編」 「素...

１ 　蝉が歯軋りのような声を朝から鳴らす残暑の折、煮えたぎる油のような日差しがどろどろ降り注ぐ殺人的な快晴の空であった。里の長屋の群青の屋根瓦は陽に晒されて、染みていた夜雨を煙に立ち上らせ...

１ 「何か落ちてないかなぁ。他人の人生を一変させるような何か」 　三日間自宅の地下の研究室に閉じこもっていた魔理沙は、研究が一段落したところで外に出て、気分転換に魔法の森を散歩がてら、独...

「きゃ！」 　少女の体が木に叩きつけられた。 　少女は尻餅をついた。 「久しぶりの人間の〇〇だぜえ。おいどんはこの五十年ずっとクルミばっか食ってたんで、人間に飢えてるんだあ。お嬢ちゃんには...

自宅に篭って魔導書を読み漁り、自慢の地下室で魔法の実験や研究をすることが、一番多い彼女の時間の使い方だ。研究目的は時期によって変わり、最近に作り上げた改心の作は、地下室を明るく照らすキノコの発明...

いつの間にか、布団に潜りこまれても、霊夢は何も言わないようになった。 きっかけはなんだったのか、二人とも思い出せなくなっていた。 最初はたぶん酒が入っていた。 それで最初は酔いに任せた戯れ...

秋のある日、殺人事件が起こった。 人間の里の郊外、有名な彫刻家、光太郎のアトリエで、その主が胸を彫刻刀で刺され、土間で横たわっていたのだ。 死体を発見したのは霧雨魔理沙（数えで十四歳）。 ...

「キツいの」 　それだけ言って夕方のカウンターにゆっくり座った。無言のバーテンが優雅な動きでジンの瓶を摘み上げるのを見届け、私は胸元から一枚の写真を取り出した。写真に写っているのは、顔に幼さを...