記録舎 貮號分室 (道民の人)

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記録舎 貮號分室 (道民の人)の投稿

記録舎 貮號分室 (道民の人)の投稿一覧です。「遊廓に泊まる ―転業旅館と旧橋本遊廓」「【簡易お知らせ】今月の更新は4月30日」など、71件の記事が投稿されています。

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遊廓に泊まる ―転業旅館と旧橋本遊廓

遊廓に泊まる ―転業旅館と旧橋本遊廓

「遊廓」という存在は、不思議な引力を持っている。 しかしそれを言葉で表現するのは実に難しい。昔ながらの歓楽街、夜の街、華やかで贅を尽くした耽美な建築と人間、美しさと儚さがある一方で、今も昔もデリ...
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【簡易お知らせ】今月の更新は4月30日

【簡易お知らせ】今月の更新は4月30日

こちらでは1ヶ月以上更新に期間が開いてしまい申し訳ありません。 出版物やその他の調整が重なり3月の更新のないまま、4月も最終版まで来ておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。 お知らせしたいこと...
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2月22日は爆弾三勇士の日 ――国民的英雄の今

2月22日は爆弾三勇士の日 ――国民的英雄の今

時なきままに点火して 抱き合いたる破壊筒 鉄条網に到り着き 我が身もろとも前に投ぐ 轟然おこる爆音に やがて開ける突撃路 今わが隊は荒海の 潮の如く躍り入る ああ江南の梅ならで 裂けて散る身...
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死者が結婚する話(後篇) ――賽の河原をゆく

死者が結婚する話(後篇) ――賽の河原をゆく

前回、東北の冥婚文化を訪ねる旅として、【死者が結婚する話(前篇) ――ムカサリ絵馬をゆく】を上梓した。 (間が空いてしまったので、読まれたい方はこちらから:https://fantia.jp/p...
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死者が結婚する話(前篇) ――ムカサリ絵馬をゆく

死者が結婚する話(前篇) ――ムカサリ絵馬をゆく

賽の河原に集まりし 水子、間引き子、めくらの子 手足は石に擦れただれ 泣き泣き石を運ぶなり 指より出づる血の滴 身内みうち を朱あけ に染めなして 父上恋し、母恋し 呼んで苦しく叫ぶなり 嗚呼、...
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中耳炎道民 ――今後の更新予定などについて雑感

中耳炎道民 ――今後の更新予定などについて雑感

気づけばもう10月末ですわね。皆様いかがお過ごしでしょうか。 久々の更新ですが、今回は夏頃から続いていた体調不良からの復活と合わせ、9月に行った東北呪物旅の根幹に関するとある風習と某寺院での話を...
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夏の話② 夏の悲しみについて ――間に合わなかった話

夏の話② 夏の悲しみについて ――間に合わなかった話

前回から3回にわけて更新を進めている「夏の話」シリーズ。 今回はその2回目、今シリーズの「夏の一年で最も活発で、かつどこか寂しい季節」という感覚の根源に迫る内容である。 今回の夏シリーズの本題と...
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夏の話①.5 代用品の話(補足)

夏の話①.5 代用品の話(補足)

1.はじめに まず、購読されている方に、このところの体調不良と執筆速度の低下について重ねてお詫び申し上げます。 ここ数ヶ月の間、特にfantiaの更新速度の低下が著しく、月1更新となっていたとこ...
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夏の話① 代用品の話 ――代用ポストとその時代から

夏の話① 代用品の話 ――代用ポストとその時代から

そろそろ夏の盛り、8月が来る。 8月でなくとも暑くて暑くて辛抱適わない日々が続いているが、皆様健康でお過ごしだろうか。 8月と言えば、日本人にとっては終戦の季節。毎年、戦争関連の話が多くなる時期...
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最近雑記 ――対SNS垢凍結等措置と避難所としてのfantiaの有効性について

最近雑記 ――対SNS垢凍結等措置と避難所としてのfantiaの有効性について

【2023年7月2日更新】 イロマス君のテキトーっぷりによりまたTwitterが混乱してますが、2月の誤凍結祭りの際にも書いた通り、Twitterくんがうまく機能しなくなった際はこちらで移住先や...
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雨の中、雨包さんの家へ行く ――珍しい名字を訪ねる旅

雨の中、雨包さんの家へ行く ――珍しい名字を訪ねる旅

梅雨である。 今年の梅雨は空梅雨気味だそうだが、毎年毎年この時期の雨の多さにはなんとも気が滅入る。何より外に出るのが億劫になっていけない。しかし、私は不思議と雨自体にはあまり嫌悪感を覚えないし、...
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辞職峠の話 ――四国、国道194号と川又屋旅館

辞職峠の話 ――四国、国道194号と川又屋旅館

「四国の山道はレベルが違う」と私は今まで何度となく書いてきた。そして、ここでも何度も四国の山道の話を書いてきた。 今回もそんな四国の恐ろしい山道と、そんな山道の中にある集落、そしてその山道と集落...
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更新予定の大幅な遅れに対するお詫びと今後の予定について(5月29日予定)

更新予定の大幅な遅れに対するお詫びと今後の予定について(5月29日予定)

おひさしぶりです。道民です。 4月上旬に更新して以来、しばらく特にこちらで何も断りなく更新期間が空き、また上に示した予定通りの更新もできず本当に申し訳ありません。 お前何をしてんのやって感じです...
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二つの家臣屋敷 ――中国山地、500年間の因縁の先

二つの家臣屋敷 ――中国山地、500年間の因縁の先

これは「呪い」を解く物語―― その始まり――「呪い」とは、ある人に言わせると、自分の遠い先祖の〇〇た罪から続く「穢れ」と説明する。 あるいは――坂上田村麻呂が行った蝦夷征伐から続いている「恨み」...
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業の深い話 第七話・特別篇「墓と生きる村」

業の深い話 第七話・特別篇「墓と生きる村」

不定期でおくる、私が日本各地で聞き取った一人で抱えておくのはちょっと厳しい業の深い「証言」や「昔話」を「離す」回、「業の深い話シリーズ」。 今回は、東北地方のある村に関する話をしたいと思います。...
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井出野屋旅館 ―消えゆく金田一耕助の影と主人家族の影について

井出野屋旅館 ―消えゆく金田一耕助の影と主人家族の影について

古いものが好きで生きていると、ある時それが突然消えてしまう日に直面することが多々ある。 後継者問題や時代の変貌、経年劣化、法律の変更など、理由はたくさんあるが、とにもかくにも古いものは消えやすい...
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徴兵保険の話 ――ひなびた温泉街に残るものから

徴兵保険の話 ――ひなびた温泉街に残るものから

外を歩いている時、「へえ、こんなの残ってたんだ」と思う経験は誰でもあることだと思う。 移動中、ふと目を向けた建物に残った、今は消えてしまった施設や商品の名前が入った古い看板。 高架下の壁や田舎...
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「陽コあだネ村」 ――津軽海峡、悲喜景色

「陽コあだネ村」 ――津軽海峡、悲喜景色

――この村サイヅドだてシコあだたごとあるガジャ エのドデコアみんなスオムシネカれでまてナ ウスロアフサがたタゲ山ネかてツブされで海サのめくるえンたでバナ 見ナガあのムゲのシコあだてるマヅメの山コ...
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上組隧道 ―離島に残る手作りの道

上組隧道 ―離島に残る手作りの道

「旧道」という言葉や古い道には一種のロマンがある。 今より土木技術がなかったころ、狭い谷間や深い山に苦心の末に開かれた狭くて細いつづら折りの峠道、レンガやコンクリートを用いた古風なトンネル、崩壊...
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崩れゆく義足工場跡

崩れゆく義足工場跡

「廃墟」には実にさまざまな種類のものがある。 廃校、廃旅館、廃ホテル、廃工場、廃医院、廃病院、廃線、廃屋… 人が建てたものが使われなくなり、ボロボロに崩れていくものが廃墟なのだから、それだけ種類...
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