先輩をストレッチャーに横になっている…一糸まとわぬ生まれたままの姿で（笑） どうやら酔いが回って寝てしまったようだ… 私はストレッチャーを押して搬送用の通路を進む… 搬送用の通路は商品の運...

「非常に残念です。」 先生は持っていた工具をポケットにしまうと、私と先輩の固定されている台を両手で引っ張り何処かへ移動し始める… え!!…ようやくこの拘束から自由になれると思ったのに… 両...

「罰として君達には仕事を手伝ってもらうよ…」 私達は２度も失敗してしまい、頷くしか選択肢は無かった… 「この工場に来た理由はマシンの搬入だけでなく、この託児所に依頼されていた授業をするために...

私と先輩は地面に手をついたまま先生を見上げる… 先生は怒っているわけではなさそうだ… 罰とはいったい何だろうか… 「まずは白衣のボタンをとめるといい。」 っ!!! 白衣で体を隠すために...

私と先輩は先生の提案の内容も聞かずに頷いた… 「これから君たちは二人で協力して取り組む課題を出す、もしできないようならば二人には罰を与えるから心して取り組むように…」 「はい…」 「準備を...

プロローグ 皆さんはじめまして私は東将大学医学系研究科人間行動学専攻教授の吉良湊斗（きらみなと）と申します。 わが研究室では主に人間が外界から受ける刺激によってどのような心的変化をするのか脳...

先輩は意識を失って寝ている… でも、これくらいで終わらせない…まだまだ楽しませてもらわなくっちゃ(笑) 　 「先生、もっと勉強したいです!先輩寝ているので入眠時脳波を取るチャンスだと思います。...

先生の提案は単純なものであった… 美咲先輩にも同じような恥ずかしい思いをさせる…これでお互い水に流そうというものだ… 具体的には今年度からウェアラブルスーツが新しく改良されるため、近日中に美...

遠くで誰かが私の名前を呼ぶ声がする… 「星野君、起きなさい。」 頭がボーッとする…何してたんだっけ？ 目を開き、体を起こそうとした途端、手足が何に引っ張られた… 驚いて周りを見渡すと、私...