「はぁい♪元気にしていたかしら？私の小さな〇〇たち、小さな女神、メイシアさまの、到着よ？」 それは、虚空より突如として現れた。 銀髪に、青いドレス。 そして、すらりと伸びた美しい長身。 周囲...

ここはとある、古びた神社。 年も明け、閑散とした境内を抜け、巫女服の少女が、一人、ゆっくりと階段を下り、のんびりとした足取りで街へとたどり着く。 「ふふー、新年あけましておめでとうございますー...

「ふふ･････ついに手に入れる日が来たのよ！！！」 少女、ヒヨリは、歓喜していた。 彼女は普通の〇〇〇〇であった。 勉強も運動も、平均点。 彼女の優れている点といえば、平均よりも幾らかかわ...

その日、ノアは、性欲が高ぶっていた。 いや、その日に限ったことではなく、いつものことである。 それこそ、ノアたちの大きさを人間の大きさで換算すれば、超巨大都市に匹敵する･･････。いや、都市...

そこは、魔王の屋敷。 魔王軍と呼ばれる、魔物たち。･･････とはいえ、種族は多種多様。 妖精から、擬人の術ができるようになった動物魔物。果てへといけば、宇宙創成神話の神々まで、細かい種族を含...

神というのは、気まぐれである。 唐突に現れ、まれに人に試練を与え、まれに人々に恩恵を与える。 ゆえに、それは唐突に街中に表れたのだ。 『やぁ、初めまして、人類諸君、ボクはノア、魔王だよ。今日...

「今日の出撃は、ここ、かな？」 ボクの視線の先に浮かぶのは、青色の、それなりにきれいな星。 ここが今日、司令官に言われた場所だ。 「んー、滅ぼしがい、なさそうだなぁ」 小さくため息を吐いて...

朝、目が覚まして、体を起こすと、世界が小さくなっていました。 「って、どういうことですか！？これ！？」 ･･････そうです、ここはいったん落ち着きましょう。 私は、榛名。金剛型四姉妹の三女...

う、それは、まさしく一瞬の出来事であった。 彼等は、ごく普通に、先ほどまで街の通りを歩いていた。 あるいは、市街でショッピングを楽しんでいたものたちである。 だが、そのいつものあたりまえは、...