「伊豆諸島ですってっっ！？」 「そ……そうよ、だって近場だし……」 　富士ふじ 進一郎しんいちろう の食いつきぶりに、吉野よしの さくらは少々退き気味に返した。 「どうしてまた、そんなところへ...

「――さて、続いてはいよいよ第一位、プラチナの尿賞の発表ですが……」 　しばしの後。 　柊一と光児にトロフィーを授与すると、ふたりを表彰台の二位と三位の台へと立たせ、洩斗は進行を再開した。 「...

「――さて、それでは好きな食べ物は……？」 　洩斗が三人に質問する。 「ハンバーグ……です……」 　気弱げに答えるのは光児。 「チョコレートパフェ……あ、あの……それより……トイレ……」 　涙...

「――さて、そろそろ文化祭も終盤、いよいよ美人コンテストの結果発表の時間になりました！」 「エントリーしたオトコの子／娘たちにも今まで文化祭を楽しんでもらっていましたが……そろそろ当会場に再集...

「あ……あの、その……蒼生……クン……ッ」 “変身”してしまった蒼生に対し、柚が不安げな声を上げた。 「あの……だ……大丈夫なの……？　早くしてくれないと、僕ぅぅ……ッ！」 　その声も切羽詰ま...

「ははは、とぼけても無駄ですよ、姫。シシオウジャーの次には、あなたのエネルギーを頂戴しよう、という筋書きです」 　またも蒼生の口から、アドリブが飛び出す。 「え……えねる……ぎー……？」 　や...

　すみません！ 　日曜以来のうｐになります。 　いろいろありまして、すっかり更新が遅くなりましたが、また明日から連日うｐの予定です！ ============================...

　――ぼ……ぼく……食べちゃった……愛兎クンのおしっこケーキ……。 　自分の行動が信じられず、頭をクラクラとさせていた進一郎だったが、そんな彼と愛兎との間に、雫が割って入った。 「あ……ッ、あ...

「――さて、こうしてホットプレートを温めている間に、卵の卵黄と卵白を分けますよぉ」 　進一郎の構えるビデオカメラの前で、愛兎は手慣れた調子でボールの中に卵を割り入れる。 「はい、卵白は少し冷や...

「いらっしゃいませ～～！　“ぴゅあ☆ぴーいんぐ”にようこそ！」 「いらっしゃいませ、ご主人さま♥　ようこそ“ぴゅあ☆ぴーいんぐ”へ！」 「――あ、いらっしゃいませ……」 　華やかな黄色い声が、...

……。 …………。 ………………。 一本道を進み、三人は奇妙な部屋に辿り着いた。 壁に壁画が描かれ、エジプト風の装飾の凝らされた部屋だ。 「あ……あれは何ナノダ！？」 「「ひいいぃぃッッ！！？...

　……。 　…………。 　………………。 　そんなこんなで薄暗い迷路を進み、三人は狭苦しい道へと通りかかった。 　あちこちに、跳び箱にシーツを被せて作ったと思しき「岩」が立っていて、その隙間を...

「ひゃーっはっはっはっはっは！！」 　――頭上から、突如耳障りな笑い声が響き渡った。 　ここは体育館。 　といっても、文化祭仕様にデコレーションされていた。 　設しつら えられたパーテーション...

　今回も前振りなのでエロなしです。 ===================================================== 「――さて、始まりました晶瑞学園文化祭名物、...

　長らくかかってしまいましたが、ようやくうｐできるように。 　一応、ここから連日でうｐしていく予定です。 　ちなみに今日から三日、前振りなのでエロなしです。 　===============...

　――101号室の応接間には、オトコの子／娘コ たちが揃っていた。 　テーブルにはジュースのペットボトルや紙コップが置かれ、クッキーやスナック菓子が皿に盛られていた。 　無事撮影を終えての、さ...

　どうもすみません！ 　いや、楽しみにしてくださる方がどれだけいるのかわかりませんが、先週の土日、すっかり更新を忘れていたようです。 　本来なら先週で片がついていたはずなのですが……。 　とも...

また金、土、日と投稿する予定ですので、よろしく。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 「おっ！　来たノダ来たノダ！！」 「進一郎！　進一郎が来たゾ！」 　―...

「あ……来た来た！」 　103号室を訪れた進一郎を迎えたのは、またしても見知った少年だった。 「進一郎お兄ちゃん……！？」 　こちらを驚いた顔で見つめてくるのは、五十嵐いがらし 柚一ゆういち ...

　がちゃ。 「お邪魔しまーす」 　――洩斗に言われた通り、進一郎は意識のない光児――いや、真心を連れて102号室を訪れた。 「えと……ちょっと急ぐので、お邪魔しますよ……？」 　返事がないのに...